2014年08月04日

夢めも

父が大学そばにマンションを買った。
最上階で、ベランダの排水溝に大きな地獄穴があって、あやうく妹が落ちるところだった。
家の中は、バロックな家具がたくさんあっておしゃれだったけれど、荒んでいて、ものがあるのに、がらんどうだった。
それでも家族がみんな揃っていて、幸せだった。

花火大会があった。マンションを出たら、そこは勤務先のビルのようだった。
崖っぷちから、ビルに反射する花火をうっとりと眺めた。
人が増えてきたから、部屋に戻ろうと階段を上がっていたら、ふくろうに出くわした。
犬が部屋を買ったから、と、遊びにきていたという。
ふくろうはわたしを人混みから守るように進んだ。わたしたちはそれが当たり前のように、ふたりで人混みから隠れて、ふたりきりでいることにしたのだった。

前後逆転して、わたしはふくろうを父が買った部屋に招いた、とおもう。
いいところがある、と、言わずに伝えた。伝わったから、ふくろうは当たり前のようにわたしと階段をのぼった。
ベランダの穴はふさがっていた。


posted by はるな at 02:44| Comment(0) | 文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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